Columnコラム

【経営・戦略】ドラッカー学会での刺激

UPDATE:2010/06/21

先月、第5回ドラッカー学会総会が東京、早稲田大学小野梓記念講堂で行われた。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」発売以来、
幅広く話題になっている中、著者の岩崎夏海さんも参加され、例年よりも明るい雰囲気で会が進行した。

ドラッカーの日本における最高の理解者と言われている上田惇夫さんのスピーチに始まり、
各研究部会の発表と進むのだが、先行き不透明に社会が進んでいる中、ドラッカーの説く経営の原理原則を
物差しにして、中長期的にマネジメントを考えていこうという経営者の方々が多く集まっているように思えた。

これを機会に、「マネジメント基本と原則」を再度読み込んでみた。
すると半分以上のページで、マーカーが引かれ、以前読んだ時とは全く違う箇所に感銘を受け、
改めて、内容の深さに驚かされた。
40年以上前に書いた内容である。それが現代においても全く古臭さを感じない。
やはり、多くのものが変わっているように感じつつも、不変な考え方、原理原則は脈々と生きているのである。
まだまだ自分の勉強不足も感じ、学習意欲に火をつけられた1日であった。

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