経営執行の担い手である役員、部長の思考力、実践力、影響力はいかがでしょうか?さらなる事業成長のためにリーダーシップの発揮が期待されます。
経営幹部が一堂に集まり、経営的視点や戦略立案力、論理的思考力などを学び、共通言語、思考フレームを共有し、利害・立場を超えて、徹底的に議論するための研修です。
会社の将来を考え、ビジョンを掲げ、イノベーションのための経営への提言を経営幹部として提案してもらいますので、経営課題の解決にもご期待下さい。
概要
目的 |
次世代経営者として役員の自覚と知識を高め、経営の原理原則を学び、共通言語化する。
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対象 |
取締役、執行役員 |
人数 |
12名位
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料金 |
※お問い合わせください |
研修の進め方
- 1
- テーマ別講義 + 講師ファシリテーションによる参加型セッション
- 2
- 1回6時間 13時開始~19時終了
- 3
- 前回振り返り 60分 + テーマ学習 240分 + 実際の実務に落とした演習60分(休憩随時)
- 毎回終了後に「何を学び、何を実践するか」レポート提出を行い、次回研修時に「できたこと、できなかったこと、その原因」を発表し、共有し、役員として課題解決を行う。
※年に何回か、経営幹部合宿を泊まり込みで行い、じっくり課題を語り合う場づくりを検討する
特徴
- 1
- 直面している問題点の整理、将来を見据えた事業課題を自分たちで整理する。
- 2
- 毎回研修の場で、事業の問題や、課題を持ち込んでもらって議論、グループセッションを行う。
- 3
- 次回までの変革課題を設定し、研修の最初に振り返りを行う。解決の方向性議論。
- 4
- 研修の間では設定課題の解決(進捗)、宿題、課題図書をこなし補習する。
- 5
- 他社例やケーススタディ等を通して、基本的フレームやセオリーを学び、視野を広げる。
- 6
- 研修を通して具体的な課題に対する解決方法を指導し、組織的ノウハウにつなげる。
プログラム内容
第1回 |
企業活動の基本を考える |
- 本研修の目的とゴール「自分はどうあるべきか?」
- 事業の目的、利益の役割をどう考えるか
- 企業活動における3つの機能
- 事業ドメインと顧客価値を考える
- 経営理念を軸にした「ウェイ・マネジメント」を考える
- 演習
- 事業ドメインを考える
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第2回 |
役員としての法律実務 |
- 取締役と執行役員の義務と責任
- 取締役の立場、選任と退任
- 企業ガバナンスの原則とコンプライアンス
- 企業の社会的責任 CSRとCSV
- 役員に求められる資質、リスクマネジメント
- 演習
- 法律実務のケーススタディ
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第3回 |
役員のための会計分析 |
- 会計情報には何があるか
- 財務諸表の内容と見方
- 貸借対照表の資金の読み方
- 損益計算書から見る利益の読み方
- 会計情報から何を見るべきか
- 演習
- ケーススタディと自社の会計情報分析
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第4回 |
経営計画の基本と目標を達成する実行体制 |
- 基本計画の基本構成
- 現状分析の要諦
- 実行計画の基本
- 目標による管理とは
- PDCA、マネジメントサイクルを学ぶ
- 演習
- 自社のSWOT分析
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第5回 |
経営戦略を考える |
- 戦略とは何か
- 戦略の基本体系
- 戦略の基本フレーム
- ランチェスター戦略
- 経営戦略事例
- 演習
- 自社の業界における「ポジショニング分析」
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第6回 |
組織設計の基本を理解する
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- 組織化の目的と組織の役割は何か
- 組織設計の原則と体系的理解
- 人事機能強化と評価制度
- 事業戦略と組織つくり
- チームビルディングの基本と強いチーム作り
- 演習
- 自社の組織診断と組織課題整理
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第7回 |
マネジメント1 |
- マネジメント の定義
- コミュニケーションの基本原理
- コミュニケーション不全の原因と対策
- モチベーションの構造
- モチベーション向上策
- 演習
- コミュニケーションとモチベーションの課題整理
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第8回 |
マネジメント2 |
- 部下育成の基本
- 部下育成の考え方
- 権限委譲の進め方、NO2の育成
- コーチングとトレーニング、ファシリテーション
- 仕事の改善
- 演習
- 部下育成の課題整理
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第9回 |
マーケティングとイノベーション |
- マーケティングとイノベーションの違い
- マーケティング分析の基本
- イノベーションをマネジメントする
- イノベーションの起こし方
- ビジネスモデルの作り方
- 演習
- 新規事業を考える
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第10回 |
リーダーシップ |
- リーダーシッフの定義
- リーダーシップとマネジメントの違い
- リーダーシップスタイル
- 変革の進め方
- トップマネジメントの仕事
- 演習
- ビジネスプランシートの共有
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第11回 |
「経営への提言」発表会 |
- 社長の前で1人15分「経営への提言」発表
- 点数化され、優秀論文は、次期経営課題としてプロジェクト化、事業化に向けて、フィジビリティ・スタディとして進める。
卒業試験として役員向け「経営への提言」発表会を実施致します。
その後、経営課題解決責任者として、具体的行動、成果に結び付けていただきます。
※経営への提言の書き方、発表会の進め方、審査の行い方などは、弊社から指導させていただきます。
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振り返りは、学んだことを実際の経営課題に置き換え、課題解決に対する取り組みを発表していただき、その結果に対してできたこと、できなかったことについて毎月徹底的に議論します。
※講師は、第2回企業法務に強い弁護士、第3回公認会計士等その分野の経験豊富な専門家を揃えます。